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こどもの心を守ろう!!ブログ
こどもを責めないでください。 そのことをきちんと教わっていないのですから。 親を責めないでください。 誰よりも苦しんでいるのですから。 教育、子育てを応援するブログ。

プロフィール

千葉孝司

Author:千葉孝司
ピンクシャツデーとかち実行委員会
発起人代表
十勝ライフスキル教育研究会代表
著書
教師力ハンドブックシリーズ「不登校指導入門」明治図書2014
「いじめは絶対ゆるさない 現場での対応から予防まで」学事出版 2013
「先生と親に贈る いじめ・不登校解決のメッセージ」学事出版2007
共著
教師力シリーズ「THE説得~生徒指導編」「THE説得~学級指導編」明治図書2015
メディア出演 TBSニュース23 等



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不登校・ひきこもりを考える

十勝毎日新聞 かちまい論壇(2010年3月29日掲載)の原稿です。

不登校・ひきこもりを考える

いじめが原因でひきこもり、やがて悲しい結末を迎える女の子。そんな姿が、姉の目を通し淡々と語られる「わたしの妹」は、実話をもとにした松谷みよ子の童話である。そのあまりの切なさと悲しみは、息苦しいほどの質感を持っている。
 ここ数年、不登校の児童生徒数は10数万人と一つの県の児童生徒数レベルで推移し続けている。また日本には160万人を超えるひきこもり当事者がいると言われる。
 高所恐怖症を叱咤激励しても克服することは難しい。不登校も集団に対し、身体がすくんでしまった状態である。説得しても効果は薄く逆効果になることが多い。しかし放置しても不安の連鎖が生じ、ますます集団に戻りにくくなる。
 またひきこもりに対して「甘えている」というイメージを持つ人も多くいるであろう。「日本の親は甘すぎる。韓国のように兵役を義務にするくらい厳しくすればいいんだ」という声も耳にする。しかし隣国でも、ひきこもり当事者は数十万人いると言われている。
ひきこもりの要因は、本人の気質や環境もあるであろう。しかし、この出現率の高さからすると、社会的な要因も無視できないはずである。
 親も教師も「昔は、こうだった」が通用しない時代である。子どもが自由に遊べる仲間、時間、空間の喪失。ケータイ、ネットなどのバーチャルな世界の増大。一対多の生身の対人関係に不安を持つ者が増えるのも無理はない。
 不登校・ひきこもり当事者を抱えている家庭への無理解で厳しい視線は、家族を孤立化させる。その結果親子二重のひきこもりとなり、当事者の回復を難しくしている。
 不登校・ひきこもりは、今後ますます大きな問題となっていくであろう。適切な支援には、当事者への理解と支援のネットワークの構築が不可欠である。本紙、三日付の記事に、帯広のひきこもり支援相談士の紹介があり、心強く思った。「わたしの妹」に手を差し伸べる大人たちが、手を取り合っていくことが急務である。
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[2010/07/24 17:09] 教えてあげたい